こんにちは。工事担当の佐々木です。
建築中の現場の屋根の上から見る秋空ただでさえ高い秋空を気持ちよく見晴らすことができ、ひと時のリフレッシュが最近のお気に入りとなっております。
皆様は、秋のどんなところがお好きですか?
さて前回は建方工事を行い無事上棟しましたが、まだ安心はできません。
そう、雨との闘いが待っております。
当社では機械乾燥した木材を使っていますので、多少の雨では木材の強度へ影響はありませんが、折角の新しいお家です。
雨で濡らしたくないのは我々工事担当も同じ気持ちです。
建方が終わりましたら、外部の囲い込みを行います。
今回は我社の外張り断熱の建物を例に説明させていただきます。
まず屋根ですが、建方後は野地合板と呼ばれる屋根の下地が丸出しなのでルーフィング葺きを行い、雨水が建物内部に侵入するのを防ぎます。
その後、屋根の仕上げ材で仕上げ葺きを行います。これで屋根は一安心です。
次は、壁です。
外壁を張る前にやることが沢山あります。
まずは、耐力面材を施工していきます。
この耐力面材は昔の住宅で言うところの筋交いの代わりになる材料で、適正に施工することによって地震などの揺れに対し耐力を発揮します。
耐力面材が適正に施工されていることを確認したら、断熱材の施工をしていきます。
外張り断熱の建物では、外部が断熱材で完全に覆われることで雨水の侵入も防ぐことができます。
この状態になれば、たとえ雨が降っても内部の木材が濡れることはありません。
ここまで進んではじめて、工事担当者も一安心といったところでしょうか...
次回は、外壁材の施工とその下準備をお伝えできればと思います。
では、またお願いいたします。