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2022年12月25日

温泉?建築めぐり?

工事担当の門脇です。

私、慢性的な腰痛持ちでして、毎年寒くなり始めると一度はその症状がひどくなる傾向があります。
今年も案の定、寒くなった時期に痛くなり始め、このままいくと動けなくなるという予感がありましたので、
休日を利用して鳴子温泉に行って来ました。

鳴子温泉には自分担当のお客様もいらっしゃいますし、土地勘もありますので、そうした訳ですが、
もう一つ、重要な理由としては、自分の好きな建築家の石山修武さんの温泉施設がある事でした。

写真にもあります、『早稲田桟敷湯』です。

外観は黄色です。確か関連する本で読んだ記憶では、硫黄の色を意識したとあった気がします。
とにかく一言でいえば変なんです。
普通こんな納まりにはしないという所が、至るところにちりばめてあり、全体も変なのですが、
細部にも変なところがちりばめてありますので、何度行っても楽しめます。
もちろん良いお湯ですし、湯上りには建物の向かって左側の桟敷席をイメージした休憩所の畳敷きで
休む事も可能です。
(冬は随時温めていないので、ストーブをつけるのですが、部屋が温まるまで、少し寒いです。)

その温泉が効いたのか、腰痛も良くなりました。

機会がございましたら、ぜひ、行ってみて下さい。温泉建築好きにはお勧めです。
ちなみに、石山修武さんは気仙沼の『リアスアーク美術館』も設計しており、両方見てもらうと、
ああなるほど、やっぱりどこか変わっていると、きっと思ってもらえると思います。

自分にはその変さ加減が好きな理由ではあるのですが。

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