施工事例
「好き」を詰め込んだ狭小地の家
宮城県Y様
外観
極力軒をつくらないフラットな印象に仕上げた外観。表側からは必要以上の窓を見せないように間取りにも工夫を凝らした。白を基調としたシンプルなデザインに木のドアがアクセントに。 三角屋根は「おうちらしい形にしたかった」という奥様のご希望で実現した。
間取り
リビング・ダイニング・キッチン・フリースペースをひとつながりに配置し、吹き抜けを設けることで広々とした体感を得られる1階スペース。アウトドアが趣味のご夫婦のギアを収納できるよう広めの玄関を設けました。
- 1階床面積
- 48.02㎡(14.52坪)
- 2階床面積
- 34.78㎡(10.52坪)
- 延床面積
- 82.80㎡(25.04坪)
- 土地面積
- 143.33㎡(43.35坪)
テーマは山小屋の秘密基地
扉を開けると出迎えてくれるのは、まるで山の道具屋さんのような空間。エントランスはお二人の共通の趣味であるアウトドアがテーマだ。 「玄関は山小屋のようなイメージで。ギアの収納を兼ねながら、家に遊びに来た人がちょっとテンションの上がる空間にしたかったんです」とご主人。
ショップライクな空間
家具の一つひとつが、家にぴったりしつらえられた造作家具のように見えるのは、設計が始まると同時に家具選びもはじめていたから。 ひときわ印象的な下駄箱は、古道具屋で奥様が見つけたもの。この家具に合うように玄関の横幅を設計しているため、すっきりと気持ちの良いレイアウトが実現しているのだ。
お気に入りの食器棚が映えるデザイン
家具からはじまる間取りのデザインはLDKも同じ。家づくりスタート以前から見つけていたという食器棚は、奥様が一目ぼれして選んだもの。「この食器棚を置く」ということが前提で、それに合わせてキッチンの飾り棚、ダイニング・リビングの収納や床・梁の色をコーディネートしていったのだと言う。
ナチュラルな空間に辛口アイテムを
LDKを中心とした1階のデザインテーマは「アンティークナチュラル」。木の質感を生かした自然体のデザインだが、モルタル調のタイル床や武骨なシルバーのキッチンなどの辛口なアイテムを足すことで、かわいくなりすぎないバランスをとっているのがY様流だ。
キッチンには無骨なモルタル調タイル
シルバー・グレーで統一したキッチンがLDKデザインのスパイスに
縦横に伸びやかなLDK
Y様のお宅は、いわゆる狭小地に建つ25.04坪のコンパクトな住まい。しかし中に入るとそれを感じさせない広々とした体感に驚く。 奥様の「1階は廊下を限りなく少なくして、空間を一つにしたんです」という言葉が、その答えのようだ。
趣味と子どもの勉強スペースに
ダイニングに面したワークスペース。これまで集めてきた愛着のあるチェアたちは、デザインがバラバラなのが逆にかわいい!
梁現しと窓がアクセント
さらに、リビング上には大きな吹き抜けも。奥行きだけでなく横・縦にものびやかなデザインで、明るく広々とした空間を創りあげた。
2階のテーマは「アメリカンスクール」
「2階のテーマは、アメリカの学校なんです」とご主人。アメコミのようなカラフルでポップな世界感に、武骨な黒を組み合わせた空間だ。
子ども部屋
黒のサッシがアクセントの子ども部屋。左側の窓はリビング上部と続いており、家族がゆるやかにつながる
物干し&フリースペース
巾木や物干しなど、随所に黒を入れることで、ちょっと武骨な印象をプラス
家族で塗った扉
2階の印象を強くしているトイレの扉。なんとこの扉を塗ったのはY様ご夫婦なのだという。 「引っ越し前は他県に住んでいたので、工事期間は週末しか見に来られなかったのですが、このドアを色塗りすることで、家づくりに参加している気持ちが高まりました。楽しい思い出です。」とほほ笑んだ。
今後のたのしみ
取材にお邪魔したのは、お引越しまもなくとのこと。まだまだ出していない雑貨も多く、今後どんな風に飾り付けていくかが楽しみだというご主人。 洗面台には、輸入のタイルを貼る予定もあるそうで、現在は海外から届くのを楽しみに待っているのだそう。
間取りと価格
注文住宅のデメリットのひとつが、価格の分かりづらさ。「坪単価」ではなく、今までのプラン実績による「家づくりのアイデア」とともに、価格例をご覧ください。
このページでご紹介した商品は
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「W.ell(ウェル)」は、家族の理想を形にする完全注文住宅です。宮城の気候風土に最適化した仕様で、次の世代まで住み継ぐことを念頭に標準装備をデザインしています。