地震に強い家は、暮らしと資産を長く守る　 ―「建てた後」まで考えた耐震＋制震という選択―

第1章｜地震の本当の影響は「揺れが収まった後」に現れる

地震というと、多くの方がまず思い浮かべるのは、揺れている最中の恐怖ではないでしょうか。
しかし、実際に暮らしに大きな影響を与えるのは、地震が終わったその後です。

・この家に住み続けて本当に大丈夫なのか
・見えないところにダメージは残っていないか
・将来、修繕が必要になるのではないか

こうした不安は、時間が経っても簡単には消えません。
特に、余震が続く状況では、
「また大きな揺れが来たらどうしよう」
という心理的な負担が、暮らしそのものに影を落とします。

家は、ただ雨風をしのぐ箱ではありません。
家族が安心して眠り、日常を積み重ねていく場所です。
だからこそ、髙勝の家では
地震の瞬間だけでなく、その後の暮らしまで見据えた家づくりを大切にしています。

髙勝の家では、耐震等級3を全棟標準とし、
許容応力度計算による構造設計で、倒壊しない家をつくっています。
これは、家族の命を守るための大前提です。

しかし、それだけでは十分ではありません。
なぜなら、耐震構造は揺れを受け止める設計であるため、
建物内部に負担が残りやすいという特性があるからです。

そこで重要になるのが、制震装置「KRASOL（クラソル）」の存在です。

KRASOLは、地震時に発生する揺れのエネルギーを吸収し、建物の変形を抑える制震装置です。

・大きな揺れほど効果を発揮
・余震など中小規模の揺れにも反応
・繰り返す地震による構造ダメージを軽減

することで、建物への負担そのものを減らします。

耐震で「倒れない」ことを確保し、制震で「傷みにくくする」。
この組み合わせによって、地震後も大規模な修繕や仮住まいを必要とせず、
できるだけ普段通りの暮らしを続けられる家を目指しています。

住宅は、一度建てたら終わりではありません。
30年、40年と住み続ける中で、構造体の健全性は、家の寿命に大きく影響します。

地震によるダメージが蓄積すると、

・耐震性能の低下
・将来的な補修費用の増加
・大規模リフォーム時の制約

といった問題が起こりやすくなります。

制震は、こうした目に見えない構造ダメージを抑える役割も担っています。
その結果、耐震性能を長期的に維持しやすくなり、家そのものの寿命を延ばすことにつながります。

また、家は暮らしの場であると同時に、大切な資産でもあります。

将来、住み替えや売却、相続を考えたとき、
「地震に強い構造であること」
「構造ダメージが少ないこと」は、
大きな安心材料になります。

耐震＋制震は、今の暮らしを守るだけでなく、
将来の選択肢を狭めないための備えでもあるのです。

耐震＋制震という考え方は、カタログや文章だけでは分かりにくい部分もあります。
特に、構造や制震装置は完成後に見えなくなるため、
「本当に必要なのか」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

だからこそ、髙勝の家では各店に併設の“木の家づくりラボ”にて、

・なぜ全棟で耐震等級3なのか
・なぜ制震まで標準仕様にしているのか
・地震後の暮らしをどう考えているのか

を、図面や実例を交えながら、分かりやすくご説明しています。

「地震に強い家」とは何か。
「本当に安心できる家」とはどんな家なのか。

その答えを、ぜひ実際に確かめてみてください。

家族の命と暮らし、
そしてこれから先の人生を守る家づくりを、
私たちと一緒に考えてみませんか。

各店舗・モデルハウスでのご来場・ご相談を、心よりお待ちしています。

耐震＋制震の考え方を、各店併設の“木の家づくりラボ”で詳しくご説明しています。
ぜひ店舗で「安心の理由」をご確認ください。

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