WORKS

施工事例

宮城県富谷市

家族を育む木の家

DATA

敷地面積/ 230.53㎡
延床面積/ 120.06㎡

  • #二階建て
家族を育む木の家

 

外観

横幅が広い土地の利点を生かした、大屋根の迫力を感じさせる和モダンデザイン。フロアで色分けするツートンデザイン。2階にも一部濃い色を刺すことで引き締まった印象にまとめた。

 

 


 

間取り

キッチン・リビング・ダイニング・たたみスペースとすべてに目が届くファミリーフレンドリーな間取り。この家での暮らしを長い目で見て、主寝室は1階に設けた

 


 

家族の気配を感じあえるLDK

LDKのキーワードは「家族の気配を感じあえる一体感」。キッチンを中心にダイニング・リビング・たたみスペースまで目が届き、周遊できる間取りだ。 外観から一転、ナチュラルテイストにまとめたLDKは、全体を白でまとめることで無垢材の優しい色合いが際立つデザイン。

 

 

 

リビング奥には小上がりのたたみスペース。 LDKのどこからも目が届くこの空間はお子さんの格好の遊び場だ。

 


 

学生時代は児童文学を専攻していたという奥さまは、絵本のコレクションが500冊以上! 家づくりにあたってこの絵本たちを収納するための造作本棚をしつらえた。 たたみスペースの2面をまるごと使ったオリジナル書架がこれからお子さんの感性を育んでいく。 たたみスペースの天井にレッドシダーを貼ったのはご主人のこだわり。濃い色合いの木をポイントに持ってくることで、リビング空間が引き締まったという。

 

 

 

レッドシダーはニッチなどにも使用され、住まい全体のアクセントになっている。

 


 

横並びのキッチンとダイニングに「配膳が楽!取り入れてよかった間取りです」とおっしゃる奥さま。 キッチン前の棚を少し高めにしたことで、来客時にキッチンが見えないようにする工夫も。

 

 

 

上から眺めると、周遊できる空間設計がよく分かる。キッチン奥の扉を開けると洗面脱衣室や浴室もあり、家事がしやすい効率間取りだ。

 


 

T邸は主寝室を1階に配置したのも特徴的。2階は子どもたちの部屋として最小限の面積に。お子さんが巣立った後は生活のほとんどを1階で完結できる、平屋的な要素も採用している。玄関からリビングと主寝室に分かれるゾーニングも見習いたいアイデア! 「主寝室を1階にしたのは正解でした!」と奥さま。主寝室にお子さんを寝かしつけたあとに洗濯などの家事を気兼ねなくできるが、泣き声に気付いて駆け付けられる程よい距離感なのだという。

 


 

こちらは将来の子ども部屋。今はもっぱら雨の日の遊び場として大活躍だ。 今はまだ主寝室で寝ているお子さんも、あと数年でこちらのお部屋で過ごすことが増えるだろう。

 


 

2階フリースペースのピアノを弾けば、おうたの時間がスタート! お子さんが歌と踊りを披露してくれた。 大きく体を動かして思い切り楽しめるのも一軒家ならではのメリットだ。 こちらのスペースは洗濯物を干すのにも重宝する空間なのだそう。

 


 

MUKU冷暖

高勝の家のオリジナル冷暖房システム「MUKU冷暖」を採用したT邸。 お子さんが生まれて3ヶ月で越してきたこともあり、子育てとの相性の良さを強く実感しているという。 「外から帰った時に暖かいというのはもちろんですが、子どもをお風呂に入れる際に脱衣所まであたたかくて、本当に助かりました」と奥さま。

 

 

 

これからこの家でしたいことは?との問いに、お庭造りを挙げたTさん。 家の中からも自然を感じられるように木を増やしていきたいのだそう。 写真のオリーブの木はT夫妻の結婚式で使用したもの。 引越し以来お子さんとともにすくすくと伸びている、家族のシンボルのような存在だ。

 

 

INTERVIEW

お客様インタビュー

お客様の声番外編~社員が家を建てたなら~富谷市土田邸

お客様の声番外編~社員が家を建てたなら~富谷市土田邸

富谷市 土田(高勝の家仙台店 アドバイザー)邸

Q.なぜ家を建てようとお考えになったのですか?
A.土田:もともと家は若いうちに建てたいなと考えていたんです。早いうちにローンを返し終えたかったというのもありますし、やっぱり自分たちらしい暮らしをするなら一軒家が欲しいなって。
当時は結婚して1年目くらい。妻の妊娠をきっかけに家づくりをはじめました。


Q.家づくりのテーマを教えてください
A.土田:モダンな雰囲気の中にもどこか「和」を感じさせるような家を目指しました。外観は特に和の雰囲気が感じられると思います。

あとは高勝の家の代名詞とも言える無垢床!
材質は杉・ヒノキ・ナラなど数種類の樹種から選べるのですが、どれを使うかはかなり悩みましたね(笑)。
最終的には将来的なメンテナンスのこととデザインの好みからナラを選択。うちの場合は一般的なものよりも幅が広いものにして、UV塗装などの加工がされていないものを採用したので、よりナチュラルな雰囲気にまとまりました。


Q.家づくりに向けて何からスタートされましたか?
A.土田:仕事柄、間取りは何となくのイメージがありました。なのでそれが入る土地探しをしたのがスタートですね。
正直この土地は自分が考えていた予算よりも高かったんですよ。その点で不安があったので、一度ライフプランを立ててから土地の契約をしました。

ライフプラン設計は、普段一緒にお仕事させていただいているライフプランナーさんにお願いしました。
総予算の見直しがありましたので、将来的に自分が払っていけるのかどうかを相談したのですが、これがすごく安心につながりましたね。
今後の子どもの計画や教育資金、車の購入周期や旅行なんかの細かいところまでヒアリングしていただき、自分が納得できたので家づくりを進めることができたと思います。


Q.この土地はどのように探されましたか?
A.土田:自分で不動産情報サイトで調べました。あとは空いている土地を探して所有者を調べて問合せなんかもしましたね。
この土地は少し予算を超えてしまったのですが、広さが70坪でちょうどよかったというのと、日当たりの良さが気に入りました。自分が考えていた間取りとも合致していたというのも大きかったですね。
自分で探してみて改めて思ったのですが、やっぱり「どんな暮らしがいいか、どんな間取りがいいか」は漠然とでも持った状態で土地探ししたほうがスムーズだと思います。


Q.家づくりで不安だったこと、大変だったことはありますか?
A.土田:不安だったことはやはりお金ですかね。今段階だと「月々このくらいだったら払えるな」というのは分かりますが、35年という長いスパンのローンですから不安はありますよね。その辺はライフプランナーさんにお話しすることで解消されたので次に進むことができました。

あとは私の仕事柄というのもあると思うのですが、色々なお宅を見てきてアイデアが豊富にあった分逆に悩むということが多かったです(笑)。
やりたいことを予算の中でいかに実現するか。悩んだ時は先輩の家なども改めて見学させてもらってアイデアを固めていきました。頭の中を整理することで「これは将来的に外せないな」「これはやらないと将来後悔しそうだな」「これは今回諦めよう」と振り分けすることができた感じですね。


Q.家づくりの思い出を教えてください
A.土田:これまでたくさんのお客様の家づくりをお手伝いさせていただきましたが、いざ自分の家の地鎮祭や上棟となるとまた違った感動がありました。
また、当時住んでいたアパートが現場と近かったので頻繁に見学にお邪魔していたのですが、大工さんによって日々着々と作られていく様子は鮮明に覚えていますね。


Q.施主になってみて、新たな発見はありましたか?
A.土田:自分の勤めている会社で家を建てるので、当初は「みんなの手をあまり煩わせないように進めよう」と思ったんですよね(笑)。でも、設計スタッフも工事スタッフも思った以上に親身になってくれました。
働いている中で分かってはいたんですけど、顧客側になってみて「こんなに親身に話して提案してくれるんだ」「融通利かせてくれるんだ」っていうのを身をもって体感できたというか。「自由設計で建てる」っていうお客様の気持ちとか願いをこんなに汲んでくれる会社なんだなと改めて感じました。


Q.これからお家の中に取り入れていきたいモノやコトはありますか?
A.土田:庭に芝を引いているのですが、暖かくなってきたのできれいに整えたいですね。あとは木を何本か植えて、家の中から見たときに自然を感じられたらいいなと思います。


Q.家づくりを検討されている方へアドバイスをお願いします
A.土田:家づくりの仕事をしていても、自分が建ててみると分からない事や不安なことって結構ありました。そういう中で、色々なジャンルのプロの方に助けていただいたことがかなりあったので、「まず相談してみる」ってすごくいいことですよ!と伝えたいですね。
今って、ネットやSNSで色々な知識を得る事ができるじゃないですか。でも実際に話してみることってすごく大切。自分が本当にしたいことを探るという意味でも、「こんなことしたい」「こんなのが好き」ということを漠然とでも口に出して相談してみることをオススメします!