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施工事例

宮城県

鮮やかな音色が寄り添う家

DATA

敷地面積/ 203㎡
延床面積/ 119.23㎡

  • #二階建て
鮮やかな音色が寄り添う家

 

外観

スタンダードで飽きの来ない外観が好みだというご夫婦。少し軒が深めの赤い屋根と白の外壁で王道の佇まいだ。 窓枠に濃い色を刺すことで全体が引き締まった印象に。 お庭はご主人自ら手掛けたそう!

 

 


 

間取り

特徴的なのは1階の防音室!独立させた動線でどっぷりと音楽を楽しむための空間だ。洗面・浴室・キッチン・LDKを回遊間取りにすることで家事効率もアップ。LDKに沿わせるようにワークスペースもしつらえた。

 


 

音楽がそばにある暮らし

自らも楽器を演奏するご主人。家を建てる際には「音楽が自然に身近にある暮らしがしたい」と考えたのだという。 リビングもそのこだわりが生かされた空間のひとつ。 壁沿いにはオーディオセットとずらりと並んだレコードとCD。 音楽好きなお二人のこれまでの音楽遍歴が辿れるような愉しい空間だ。

 

 

 

表に出す盤面も絵になるCD棚。これはまだ一部。 まるでレコードショップのような品揃えだ。

 

 

 

実際にこのオーディオセットで音楽を聞かせていただいたのですが、低音と高温のバランスが最高でした! 住まいのあちこちには、お二人が買い集めた小物たちが飾られている。 ペアのキャラクターが飾られているのが印象的。仲の良いご夫婦なのだ。

 


 

設計と家具選びを並行して行っていたM様。 オーディオとソファ、ダイニングの位置関係をデザインし、いかに音楽を気持ちよく聴くかにこだわったレイアウトだ。 天井には杉の無垢材を大胆にあしらって。 ソファに横になって音楽を聴くと、天井の柔らかな木目に癒されるのだという。

 


 

上級者のカラーリング

スタンダードな印象の外観と打って変わって、リビングにお邪魔すると驚くのがこのカラフルさ! ピンクとブルー、差し色にイエロー。ややもするとギョッとする組合わせだが、ヨーロッパ映画のような雰囲気のある仕上がりになっている。 守りに入らず家具にも色を入れることで、逆に空間デザインをまとめてしまうのが上級者テクニックだ。 高勝の家らしいヒノキの無垢床と杉無垢天井、家具にも随所に木を取り入れることで柔らかな印象もプラスされている。

 


 

音楽のある暮らしは「聴くこと」だけにとどまらない。 玄関の奥にある扉、収納ではない。ここにもM様ならではの空間が広がっているのだ。

 


 

防音の音楽室

扉を開けると、大音量のドラムの音!ここはバンドマンでもあるご主人の音楽室だ。

 

 

 

アンプと大型スピーカー、ベースやギターも!仲間が集まってセッションを楽しむことも多いのだとか。 専門の業者に発注したこのプライベートスタジオ。「防音にすることで、時間と周りを気にせずにいつでも演奏できるのがうれしい」とご主人も顔をほころばせた。

 


 

トイレや寝室の壁紙もカラフルだが、リビング同様にブルー・ピンク・イエローのカラーリングで統一することでスタイリッシュにまとまっている。

 


 

寝室は屋根の形そのままの天井が解放感抜群。梁現しでデザインにアクセントを加えている。

 


 

洗面

奥さまが一番こだわったのが、洗面台のデザイン。 玄関に入ってすぐにある大型シンクを、ネイビーのタイルが彩る。 来客時に目につかないように、ニッチ型の収納には木の扉を。収納部分を深くすることで配管が見えない工夫もほどこしている。

 

 

 

ランドリースペース

洗面とリビングの両方からアクセスできる家事室。広々とした物干しスペースを設けることでバルコニーいらずな間取りだ。扉付きで匂い移りも気にならない。

 

 

 

リビングの掃き出し窓を抜けると天然芝のお庭が広がり、ダイレクトに自然につながる動線が心地よい。 植栽などのお庭づくりはご主人によるもの。「雑木の庭」をテーマに、季節それぞれの植物を目で見ても楽しめる空間だ。

 


 

お気に入りの音楽を聴きながら窓に腰掛けてぼんやりと外を眺めるのも愉しい。 ご主人のお気に入りはここでのラジコン遊び。

 


 

趣味や好きな色を盛り込み、まさに「自由設計」と楽しみに尽くしたと言えるお二人。 「クロス、タイル、外壁まで、色々悩んで決めたものだから、すべてが思い出に残っています」とおっしゃるご主人。クロス選びはメーカーに何度も足を運び、照明の色による変化なども確認したうえで慎重に決めたのだという。そんな丁寧なコーディネートが功を奏して、センスが光るM様らしい暮らしを満喫できているようだ。

 

 

INTERVIEW

お客様インタビュー

人に恵まれて、想像以上の家ができあがりました

人に恵まれて、想像以上の家ができあがりました

宮城県M様

Q.なぜ家を建てようとお考えになったのですか?
A.ご主人:周りに家を建てる人が増えた、その影響ですね。正直軽い気持ちで「住宅展示場とかを調べてみようかな」と思ったのがはじまりでした。

家を建てる前に住んでいたのは賃貸のマンション。特に不満はなかったのですが、ファイナンシャルプランナーさんと資金計画を立てる中で「一戸建てを建てても問題はない」という話になったので、であれば一戸建てもいいなって。


Q.家づくりのテーマを教えてください
A.ご主人:家は一度建てたら死ぬまで住むものですよね。ですから、長く愛着が持てて、好きなものに囲まれて過ごせることは大切にしました。

あとは住宅性能。断熱性などの快適性はもちろん、フリーメンテナンスまでは求めないですけど手入れがしやすくて長く持つ家であることも重要視しました。


Q.家づくりのこだわりポイントを教えてください
A.ご主人:こだわりポイントは色々あります(笑)!
音楽は演奏することも聞くことも好きなので、音楽が自然と身近に感じられるような空間づくりにはこだわりましたね。
ドラムを演奏できる防音室を作ったり、LDKのオーディオセットから流れる音楽をどう聴いたら居心地がいいかな?ということを考えて、設計と平行してソファやチェア選びを進めました。あらかじめ家具のサイズがわかることで照明計画も立てやすかったです。

奥様;私も音楽を聴くのが好きなので、彼が音楽に詳しいというのもあってそれに乗っかった感じですね(笑)。結果よかったなと思います。

ご主人:あとは色使いも特徴的ですよね。一般的にな住宅って白を基調にすることが多いと思うんですけど、私の場合は様々な色をできるだけ使いたいなという思いがありました。ミッドセンチュリーテイストが好きなので、そういう雰囲気にまとめたいなと。


Q.木の家、無垢床の家について印象はいかがでしたか?
A.ご主人:私たちの場合「特別に木の家が好き!」とかはなかったんですよ。でも、高勝の家の展示場で天井に木が貼ってあるのを見て「これはいいな」ということでリビングに採用しました。実際に住んでみて、天井を見るたびにすごくいいなって思いますね。

床についても、正直言うと無垢床っていうものに特別に惹かれていたわけではなかったんですよね。でも、住み始めてみると足触りがすごくよくて。逆に住み始めてから良さを発見しました(笑)。リビングを歩くたびに「無垢床にしてよかった」と思いますね。


Q.家づくりにむけて何からスタートされましたか?
A.ご主人:ここ数年で、ZEH(ゼッチ)などの高性能住宅についての話題が増えたなと感じていたので、まずは家の性能について自分で勉強しました。そのうえで自分にはどういうメーカーが合うのかを考えたのが最初のスタートです。

今ってYoutubeで色々な方が役立つ動画をアップしてくれてますよね。全部が全部正しいとは思わないですが、色々な情報を集約して「自分が建てる時は断熱性能はこのくらい必要だな」「窓をつける時はこういうことに気をつけないといけないんだな」と自分なりに考えました。


Q.こちらの土地はどのように探されましたか?
A.ご主人:いくつかのハウスメーカーを平行して検討していたんですが、他社メーカーさんがこの地区で建築条件付きの分譲地を持っていたんです。
それを見学に来た際に、造成地の中でいくつか条件付きではない土地があることに気づきまして。
まだどこのホームページなどにも載っていない土地だったので、足を運ぶことで見つけることができた!という感じです。

この土地は、同じ団地の人しか区画に入らないような構造になっているんですね。なので住みやすくて静かな環境かな?と思えたのがポイントでした。
あとは、私たちは庭も作りたかったので土地面積に余裕があったのも気に入ったところです。


Q.他の建築会社も検討されましたか?
A.ご主人:他社さんもいくつか検討させていただきました。どの会社も展示場が立派な仕様で印象は良かったんですが、なんとなく契約に必死な感じが伝わってくることが多くて…。強く来られると逆に私たちが引いてしまう部分があったんです。

高勝の家の営業担当をしてくれた土田さんは、その辺の対応がすごく良かった。もちろん家を買ってほしいというのはあるんでしょうけれども(笑)、一歩引いた部分もありつつ、こちらの質問に的確に答えてくれて。わからないことは調べてすぐに教えてくれたのが印象良かったので話が進んでいった感じはあります。


Q.高勝の家での家づくりに決めた理由はなんでしょうか?
A.ご主人:住宅性能が自分で考えていた基準にマッチしていたことと、やっぱり営業の土田さんが良くしてくれたというのが大きかったですね。
家づくりって契約後も打ち合わせがあるじゃないですか。土田さんとなら、そういうコミュニケーションもスムーズにできるイメージが湧いたんです。


Q.家づくりで不安だったこと・大変だったことはありましたか?
A.ご主人:私たちが建てたのは注文住宅なので、クロスや外壁材を選ぶときは、大変だったり悩んだこともありましたね。その都度自分なりにも調べたんですが、設計の方や土田さんが色々フォローしてくれて。私たちの考えを尊重しながらアドバイスしてくれたので不安はあまりなかったです。

そして何より、場面場面で一緒に考えて悩んでくれる人がいるというのが心強くて。多少時間がかかった所もありますが、全体的にはスムーズに進められたと思います。


Q.家づくりの思い出を教えてください
A.ご主人:自分たちが選んだものでできている家なので、外壁材からクロスまで全部思い出に残っています。
設計と家具選びを平行していたので、家具に合わせて間取りを微調整していただいたり、その都度フォローしていただきました。

工事が始まってからも、施工管理の浅野さんや大工の大友さんにも色々アドバイスをいただきましたね。

奥様:照明や洗面所の鏡など、図面だけではわからないところもありましたので、実際に使いやすくするためにどうしたらいいのか?を現場で教えていただいたり、調整してもらえたのが助かりましたね。

ご主人:家づくり全体を通して、人に恵まれたなと思います。


Q.実際に住んでのご感想はいかがですか?
Aご主人:最高ですね!大満足です(笑)。
本当に一部だけ「コンセントの位置がここにあったら良かったな」っていうのはあるんですが、逆に言うとそれ以外は問題ないです。住み心地も色味もすべて想像通りというか想像以上に仕上がって満足しています。


Q.家づくりを検討されている方へ向けてアドバイスをお願いします
A.ご主人:大前提として自分なりに調べることが大事だなと思いました。あとは、やっぱり人。コミュニケーションがちゃんととれる人となら、いい家ができるんじゃないかなと。そういう意味では高勝の家の土田さんは間違いないと思います(笑)。名指ししすぎましたかね…(笑)